厚生労働省がパート等の年金加入要件の見直しに動く。主要見直し点は、次の3点。


1) まず加入要件の緩和。労働時間条件を現状の「週30時間以上働いている人」から「週20時間以上」に広げる。

2) 「第3号被保険者」の認定基準を、今の年収130万円から引き下げる

3) 厚生年金保険料の算定に使う標準報酬の下限を月額9万8000円から下げる

ことなどが検討されている。



[編注,コメント]

1)の週20時間基準は、運用面では新しい問題の発生も予想されるが、非正規従業員の割合が38.7%と増え続けることへの規制を行わないのであれば、加入要件を緩和するのは仕方ないのかも知れない。


(企業負担が増えるのは必至だが、社員を非正規化すれば企業負担が減少する仕組みを温存しながら、「兎に角、企業負担が増えるのは嫌だ」というのはどうだろう。)


2)の3号被保険者問題は、そもそもの議論がほしいところだが、
現在の議論では、130万円をどの位まで落とすかで、影響の出方は全く違ってくる。

労務安全情報センター
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